アウェイ感


「月1回を目標に潜るぞ」
と誓ってから約2週間。
何故だか週2ペースで真鶴に通う自分がいます。
今回は、いつも潜っているところから少し離れた、湯河原町の福浦に行きました。
例によって、

  • フリー潜降の練習
  • 中性浮力の練習
  • 水中撮影の練習


を念頭にがんばるつもりです。



福浦漁港にいた仔猫。名前は「店長」だそうです。
かわいさ致死量級*1

 日時:7/15 9:54-10-41
 場所:真鶴半島・福浦
 天候:曇り/晴れ
 気温:31度 水温:21.9度 潜水時間:47分 最大水深:11.3m 透明度:7〜8m


天気予報では雨、でもなんとか晴れたみたいです。
そういえば、太陽が出ている中、海に潜るの初めてだ。



タカノハダイが普通に泳いでいた。



オニカサゴ



砂から顔をのぞかせているホタテウミヘビ。


あと、産卵をしているアオリイカの群れ*2を見ました!
遠巻きに写真を撮ってみたけど、浮遊物ばかり拾ってしまいうまく撮れませんでした……。
フラッシュ焚かずに撮る、という発想がないほどいっぱいいっぱいな感じで産卵している様子を眺めるだけ。
残念すぎる。


この福浦では、神奈川県の天然記念物に指定されているサンゴイソギンチャクの群生が見ることができるそうです。



確かにいつも潜っている海とは雰囲気が違うなあ*3



イソギンチャクの合間に、なんだかかわいい子がいた。
イソカサゴというらしい)



イソギンチャクの合間を優雅に泳ぐキンギョハナダイ。
遠巻きにしか見られなかった……。



コクチフサカサゴ
正直、オニカサゴとどこが違うのかがさっぱりわからない。



ヘビギンポ


他に、カタクチイワシの群れとか、シマウミスズメとかソラスズメダイ、ニジギンポも見たのだけど、諸々の事情*4により、写真はありません。

 日時:7/15 12:16-13:04
 場所:真鶴半島・福浦
 天候:曇り/晴れ
 気温:31度 水温:20.5度 潜水時間:48分 最大水深:12m 透明度:5〜8m



ここで問題発生!
休憩している間にハウジングのレンズ面(?)が曇ってしまった。
ここで午後写真を撮る気分はすっかり削がれてしまいました。



ゴンズイの子どもの群れ。
球状に固まって泳ぐ姿から「ゴンズイダマ」って呼ばれているのだけど、小さすぎてそのナマズ面を拝むことができないし、カメラも曇っているしで、いろいろと残念でした。
ちなみに、胸びれと背びれに毒ありなので注意だそうです。



ニッポンウミシダ(かな?)に隠れていたカニを撮ろうとチャレンジしたけど、レンズは曇ってるしカニは隠れるしの二重苦に苛まれて、やる気を完全に失いました。


……で、2本目のメインイベントは、福浦名物のクマノミを撮る!だったのですが、レンズ曇ってるし*5透明度下がってるし、やる気なく先生について泳いでいたのですが……



なんか突然いた!



近すぎてぶれてる!



突進してきて慌ててシャッターを切ったら、やっぱりぶれてた。




人に慣れているのか近づいても大丈夫でかわいいなあ。でも動き過ぎで写真撮るのむずかしいんですけど。
……とか思いながら写真撮っていたのですが。


あとで先生に聞いたら、


クマノミは縄張り意識が高いから、テリトリーに入った人を威嚇するんだよ」


とのこと。
つまり、私はクマノミにあたたかく歓迎されているのではなくて、


「オマエ、邪魔。あっちいけ」


と、言われていたのですね。
切なすぎる。
なにこの一方通行なかんじ。



とても貝とは思えないカラフルな見た目のコダマウサギガイ。



ヒラタエイを遠巻きに。
逃げられたらいやだなあという気持ちから、積極的になれないのです。



このカラフルな子もイソカサゴだそうだ。



産卵シーンは撮れなかったけど、何とか撮ったアオリイカ



サメジマオトメウミウシ


初めての福浦の海は、アウェイな感じでした。
しばらくは岩でコソ練に励みます。

*1:もはや意味不明

*2:私には10数匹くらいしか見えなかったけど、実際は50匹くらいいたらしい

*3:群生のところはもっと迫力ありましたよ

*4:撮れてないってことです。

*5:しつこい