ちょっと小笠原に行ってきました。その3−夜出かけたり、海を見たり、夕日を見たり。

 
さらに小笠原旅行の様子をダラダラと書きます。


その1 : ちょっと小笠原に行ってきました。その1−とりあえず、出航。 - Sugaree Sweet
その2 : ちょっと小笠原に行ってきました。その2−父島上陸&ザトウクジラを見に、海へ。 - Sugaree Sweet


ザトウクジラを堪能した後、お世話になる宿に向かいます。


Flippers Inn


父島の中心「大村地区」から少し離れた場所にありますが、宿の目の前にはバクダン海岸、ちょっと歩くと扇浦海岸、
亜熱帯農業センターがあるので、ゆっくりのんびり過ごせそうだなあ、と思って選びました。
魚もオーナーが釣ってきた新鮮なものをいただけるってのもいいなあ、と思って。



釣ってきたばかりの魚をみせていただいた。
名前も聞いたのだけど、すっかり忘れてしまった。



お食事は大きなテーブルで、宿に泊まっているみさなまと一緒に楽しく食べる。(しかもものすごくおいしい!)
私の他には、仕事で小笠原に逗留中の大工さん、設計士さん、ダイビングスクールの方々*1。計8名。


「今日はイルカとも泳げたし、すぐ目の前でザトウクジラのブリーチも見た!」
ダイビングの皆様は、どうやら私が見ていたクジラと同じクジラを見ていたみたい。


食事の後は、ガイドさんに夜の小笠原を案内してもらう。


熱帯農業センターのヤシの木に、ヤコウタケ(通称:グリーンペペ)が光っているのを見たり。
写真はうまく撮れなかったけど、エノキ大の白くて小さなかわいいきのこでした。


参考:ヤコウタケ - Wikipedia



きれいにライトアップされた、国立天文台小笠原局の「VERA」


この大きなパラボラアンテナは、VERAプロジェクトという壮大なプロジェクトのために設置されたものだそうです。
設置された当初、ライトアップされた姿*2を山火事と勘違いされて消防車が出動したこともあったそうで。
その姿から、島民の一部では「オレンジペペ」と呼ばれているらしい…。


そのほか、VERAについて詳しくは、VERA - Wikipediaをどうぞ。




翌日、父島の北側にあるスノーケルポイント、宮之浜に遊びに。
砂浜をちょっと沖に出るだけで珊瑚礁が広がっている、きれいな海でした。



お弁当を食べていたら、イソヒヨドリ(固有種じゃないよ)のメスがすぐ近くまで来てくれたり。



ぶらぶら散策。ガジュマルの木(固有種じゃないです)と、名称不明の木(固有種だといいなあ!)


ダイビングの皆様が夕日を見に三日月山に行くというので、一緒に連れて行ってもらうことに。
父島の北にある三日月山には、通称ウェザーステーションという展望台があり、夕日とザトウクジラウォッチングの
絶好ポイントとなっています。



淡く染まる空と飛行機雲。すぐ近くをオガサワラノスリ(固有種&天然記念物!!)が優雅に旋回していた。



水平線が煙っていて、夕日はこんな感じでした。
春の夕暮れはいつもこんな感じらしいのだけど、夏ははっきりとした南国の夕暮れが楽しめるそうです。


夕食の後は、宿に泊まっている皆様と一緒に夜空を眺めて過ごしました。
星がたくさん見えるのに、分かる星座がオリオン座とこいぬ座と北斗七星、分かる星が冬の一等星だけなのが情けない。
流れ星も、オガサワラオオコウモリが(固有種&天然記念物!)が飛ぶ姿も運良く見ることができました。



三脚を忘れ、デジカメの取説を忘れ、星空の写真をどう撮っていいのかもわからず。
息をつめて、ぶれながらも何とか撮れた北斗七星。



机の上に置いて撮った真上の星はぶれずに済んだけど、星の名前がさっぱり分からない!


まだまだ小笠原の旅は続きます…。

*1:私の母と同い年!の元気なおばさま4人&温和なインストラクターさん。

*2:ライトアップされることを事前通知がなかったのが原因とか。