ちょっと小笠原に行ってきました。その6−プチ戦跡巡り/出航

 

ダラダラと続けてきた3月の小笠原旅行記の続きです。
父島最終日の午前中、プチ戦跡巡りをしてきました。


その1 : ちょっと小笠原に行ってきました。その1−とりあえず、出航。 - Sugaree Sweet
その2 : ちょっと小笠原に行ってきました。その2−父島上陸&ザトウクジラを見に、海へ。 - Sugaree Sweet
その3 : ちょっと小笠原に行ってきました。その3−夜出かけたり、海を見たり、夕日を見たり。 - Sugaree Sweet
その4 : ちょっと小笠原に行ってきました。その4−ジャングルてくてく歩きでジョンビーチへ - Sugaree Sweet
その5 : ちょっと小笠原に行ってきました。その5−小港海岸で途方に暮れる - Sugaree Sweet
番外編: 小笠原にて。 - Sugaree Sweet



電信山遊歩道の長崎展望台近くにある、戦時中の探照灯跡。




夜明山の海軍の通信施設跡。
崩落の危険があるため、立入禁止になっているそうです。



落書きだらけのこの廃墟では、島の若者がバンドの練習の為に使っていたこともあるそうです。



コンクリートの隙間から、なにかの木が生えていた。



夜明山の道路脇にある、首なし二宮尊徳像。
戦後駐留していた米軍の兵が頭部を切り取って帰国してしまったため、こんな姿になったそうです。
真夜中に夜明山を通るのは避けたい……。




こちらも海軍の施設。崩落がすごい。



コペペ海岸近辺のトーチカ跡と、その中に残された大砲。


出航までの時間、奥村地区を散策。



小笠原といえば、ギョサン(漁協サンダル)です。
とにかく滑らない! 頑丈! なので、船の上や岩場では欠かせない存在。
最近では、嵐の大野くんが愛用していることでも有名みたい。



竹芝に向けて出航。島の人たちのお見送りがすごい。
「行ってらっしゃい」っていう言葉でお見送りされたの、初めて。



堤防から海に飛び込む人たち。これも島流のお見送り。



たくさんの船がおがさわら丸をお見送りしてくれていた。





そして次々と海に飛び込む。



同じ宿のダイビングの皆様は、お世話になった船にひときわ熱い声援を送っていた。
それに応えたのがこのダイブ。かっこよすぎます。


この、船でのお見送りを見るとまた小笠原に行きたくなってしまうって人が多いの、すごくよく分かる気がします。
参考にYouTubeの動画を。雰囲気だけでもどうぞ。



見送られている人たちから見たらこんなかんじ。



そして飛び込む人たち側から。


東京まで25時間。
小笠原に向かう船ではひとりでプラプラしてて、他にひとりで来ていた人たちとお話したりしていたのですが、帰りの船では賑やかに過ごしました。



同じ宿だったダイビングの皆様と、何故だかすごろく大会に。



内容がなかなかシビアで、なにかと「一回休み」とか「ふりだしに戻る」ばかり出てくるので、油断できません……。



「ふりだしにもどる」を出してうなだれる人と、大喜びの人たち。
こんな調子で、竹芝までの25時間はあっという間に過ぎてしまいました。



小笠原5泊6日の旅はとても充実して楽しかったです。
お世話になった皆様、ありがとうございました!