台湾にて−九份

「暇になったら写真日記書こう」と思いながら放置していた、数年前の台湾旅行の写真を発掘。
今更ですが、印象に残った山間の町、九份(きゅうふん)の風景をご紹介します。



九份は、急勾配の階段と古い建物が同居した山間の町。




九フン - Wikipedia
九フン - ウィキトラベル

 

台北から電車に乗り*1、瑞芳駅で降りる。駅前はちょっと昔の日本の小さな町に似ている。
そこから金瓜石行きの路線バスに乗り*2数十分ほどで、かつて金鉱で栄えた山間の町「九份」に到着する。九份は、台湾映画「悲情城市」の舞台になったのをきっかけに、多くの人が訪れる観光地になった場所だそうです*3


メイン通りは観光客がいっぱいなので、あまり人通りのない細い道を探索。



苔生した石段と、南国っぽい植物の組み合わせ。




植物に侵食されすぎの石造りの家。人の住んでいる気配はなかった。




九份からの風景。遠くに海が見える。




さらに細い道を進む。無性に登りたくなるような、いい感じの石段。




廃墟テイスト漂う裏路地。




古い煉瓦造りの建物。煉瓦造りってだけで懐かしく感じるのは何故だろう。




坂道の途中で。この風景と同じ場所が、日本のどこかにも存在しそうだと思った。




瑞芳駅で見た貨物列車。この風景も懐かしい。


休日の混雑した九份に行ったのに、人の気配のない風景ばかり探して写真に撮ってしまった。

*1:切符買うとき窓口で筆談した!漢字って便利だなと実感

*2:バス乗り場で並んでいたら、普通に中国語で話しかけられて焦って「ワカリマセン」って答えてしまったのもいい思い出。

*3:千と千尋の神隠しのモデルにもなっているらしい。雰囲気のある古い町。