軍艦島

長崎にある憧れの島、軍艦島に行ってきました。


端島 (長崎県) - Wikipedia



長崎港から船に乗って30分で軍艦島に。






お盆休み中だからか、軍艦島に向かう人たちで満員の船。
軍艦島が見えてくると、皆熱心に写真を撮っていたのが印象的でした。




軍艦島に接岸。



海も青く澄んでいてきれいでした……が、若干荒れてました。
夏場は上陸できないことも結構あるらしいとのことですので、上陸できてよかったです。



崩れた塀の向こうに早速見えてきた軍艦島の炭鉱遺構。



規則正しく並んでいるのは、かつて石炭を運んだベルトコンベアーの土台だそうです。






2009年に上陸するために見学施設として広場が3か所造られましたが、先日の大型台風9号の影響で施設の崩壊があり、
今回は第一展望広場までしか行けませんでした。
残念……。



荒れ放題の炭鉱跡。



海底にある炭鉱に向かうエレベーターがあった櫓?の跡地。
海底深くに眠る石炭を掘るために、数百メートルも深く掘り進んだとか。



コンクリートで覆われて造られた島も、今では植物に覆われていくだけ。



遠くに見える建物は、かつて小学校・中学校だった7階建ての建物。



島の中心の高層アパートの屋上にあった端島神社跡。




軍艦島の周りを一周。
このアングルから見た島が、戦艦土佐に似ていたから「軍艦島」と呼ばれるようになったそうです。




36年前に無人島になってから、波や風、台風によって風化していったアパート群。
この島に全盛期には5,000人もの人が生活していたのが不思議なくらい、瓦礫だらけの島でした。



これからも海が荒れるたび、台風が近づくたびに崩壊していくしかないのだろうけど。
行って、この目で見ることができてよかったと思います。