DMC見てきた。


念願叶って、デトロイト・メタル・シティを見てきました。
笑いあり涙ありのちょっといい話風のコメディ映画だなあというのが私の感想です。


オープニングの大学でラ・ブームを歌うカジ君は、去年不惑を迎えた人とは思えないほどすんなり大学生たちに溶け込んでいるし。
松雪泰子がこの仕事を受けたのが奇跡としか思えないほどのキレっぷりでステキだし。
加藤ローサは、ただそこにいるだけでかわいいし*1
随所にコネタがちりばめられていて、「渋谷系」と呼ばれたものが流行っていたときに中高生だった人は、甘酸っぱさ半分懐かしさ半分で楽しめるのでは、と思いました。


音楽については、メイン(のはずの)「悪魔系メタル」より、カジ君担当の「オシャレでポップな」音楽の方がインパクトが強くて、毒性が強く感じたのが面白い*2


一緒に行った人曰く「原作は映画みたいに良くまとまったいい話じゃなくて、ただただ下品なだけだよ。」とのことなので、原作読むのはちょっと躊躇しそうですが、映画が面白かったことは確かです。


あまり物事を難しく考えたくないときに、気分転換に見て笑うのもいいかも。


http://hochi.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20080908-OHT1T00088.htm

俳優・松山ケンイチ(23)が主演する映画「デトロイト・メタル・シティ」(李闘士男監督、公開中)がハリウッドでリメークされることが7日、分かった。世界25か国・地域での公開も進行中。現在、国内でも公開3週目で観客動員100万人を突破し、興行収入20億円超えが見えてきた。「DMC」がいよいよ世界に飛び出していく。


次はハリウッドだって。

*1:最後のぶち壊しっぷりは蛇足だと思ったけど

*2:カラフルなゼリービーンズが、カワイイ半面、食べてはいけない毒にも見える感じ?