江戸東京たてもの園 3


さらに江戸東京たてもの園の写真を。



常盤台写真場。1937年。
板橋区常盤台に実在した、モダンな外観の写真館。



1階は、居住スペースになっている。
和室の窓辺にあった、古い鏡にドキリとした。



感じの良い和室だなあ、と思って見ていたら、「老人室」って名前がついていることを知り、なんとも言えない気持ちに。



台所。
古いお釜も調和する、どことなくモダンな造りが素敵だと思う。


2階は、自然採光のアトリエ。
毎月第三土曜日の午後は、ボランティアスタッフたちにより、昔なつかしい写真館が復活します。
運良くその場に居合わせたので、写真を撮ってもらうことに。



昔の映画やドラマの中でしか見たことのないカメラがそこにあった。



かっこいいレンズと、古い木の箱と、さりげなく存在するゼムクリップがアンバランスでいい感じ。


写真館の皆さんはとても親切で、このごっついレンズを外してもらい、カメラの構造を見せてくれたり、被写体がどう写るか*1を覗かせてくれたりした。



窓辺にあった、気になる機材。
晴れていたので、こいつが活躍する機会はありませんでした。

*1:被写体が逆さまに見えるの、知識としては知っていたけど、実際に見たら感激してしまった。