「からから」


原美術館にて。
ピピロッティ リストというスイスの映像作家(?)の展示を見に行った。


床や壁や膝の上に写る映像−木々や草花、ガスコンロの火、町の風景他、さまざまなものが静かにまわり、揺れながら移ろいでゆく。
冷たく乾いたような肌触りの作品が多い。目が回る。


入ってすぐの展示、床に映し出された光と色の洪水のような映像作品「星空の下で」と、ライトブルーのワンピースを着たかわいい女性が、楽しそうに路上駐車の車の窓ガラスを叩き割る「エヴァー イズ オーヴァー オール」が特に気になった。


原美術館、いつ行っても面白いから好き。