みずうみの話。


http://guideline.livedoor.biz/archives/51039632.html


澄んで透明な湖、写真や映像でしか見たことがないけど、確かに怖いです。
怖いのに何故か見入ってしまう、水底に沈んで行きたくなる感じ。
あと、エメラルドグリーンのダム湖も、吸い込まれそうで怖くなる。


凪いだ夜の湖面に満点の星空が映る、星の湖*1の話を聞いたことある。
真っ暗な空と真っ暗な湖と、上にも下にも広がる満天の星空。
たぶん死ねるくらい怖いはず・・・。見てみたいけど。



「みずうみ」って、何か怖いものが沈んでいるイメージがある。


ふと、思い出したのは

10月はたそがれの国 (創元SF文庫)

10月はたそがれの国 (創元SF文庫)

に収録されている、「みずうみ」と、


みずうみ (新潮文庫)

みずうみ (新潮文庫)

の二作品。


ブラッドベリのほうは、幼なじみの女の子が。
川端康成のほうは、幼なじみの女の子に命じられて投げ捨てたねずみの死骸が。それぞれ薄暗い湖の底に、静かに沈んでいるイメージが思い浮かぶ。
どちらの「みずうみ」も、澄んでいて美しい文章なのだけど、読んでいてとても不気味で怖かった。


何が怖いって、たぶんみずうみの深淵が怖かったんだと今更気づき、納得。*2




湖 - Wikipedia


「みずうみ」で小説だと、シュトルムの作品が有名らしい。
読んだことないので、読んでみようかな。

*1:北海道か長野かどっちか忘れた。もしかしたら海外の話かも。

*2:違うような気もするけど・・・。