読んだ本メモ。

いらっしゃいませ (角川文庫)

いらっしゃいませ (角川文庫)

夏石鈴子は、リトルモア創刊当時、少し気になって読んでいたのだけど、ちゃんと作品を手に取ったのは、これがはじめて。
何気ない日常の風景なのに、読んでいると心がヒリヒリするようなそんな感じの作品。


数年前、

新解さんの謎 (文春文庫)

新解さんの謎 (文春文庫)

にて、赤瀬川原平氏に「文藝春秋のSM嬢」と呼ばれていた女性と同一人物だということを知り、驚いたことを思い出しつつ、楽しく読みました。


あとがきは、夏石氏の同期の白石一文。(一瞬の光 (角川文庫)の人)
文藝春秋社は社員の作品を自社では絶対に出版しない、他社から発表した作品がどんなに素晴らしくても、芥川賞等の賞の対象から除外するということを、初めて知った。


家庭の医学 (朝日文庫)

家庭の医学 (朝日文庫)

母と娘の物語が、坂道を転がり落ちるように進む。
読みながらいろいろ考えてしまって、久しぶりにやられてしまった。


是非読んで欲しいのだけど、電車の中で読むのはおすすめしません。そんな本。



これは王国のかぎ (中公文庫)

これは王国のかぎ (中公文庫)

普通の女の子が、アラビアンナイトな世界に迷い込んで冒険する物語。
面白くて、夢中に読み進めたけど、オチがあまり納得できなかったのが残念。


ヤングアダルト作品には、中学生くらいのうちに一度読んでおきたかったな、と思う作品が多いと思う。



読書中。

ミスター・ヴァーティゴ (新潮文庫)

ミスター・ヴァーティゴ (新潮文庫)

ハードカバー発売時に買って、積読本になっていた本。
通勤中に読もうと、文庫版も発売時に買って、それもまた積読本に・・・。
と、なかなか読めなかったので、今頃読んでいます。


でも、読み進められない・・・。