精霊の守り人

精霊の守り人 (新潮文庫)

精霊の守り人 (新潮文庫)

学生時代、「児童文学ではこれを読め!」と強く勧められることが多かったのに、「なんとなく、ファンタジーっぽい話が苦手なので」という理由で読まなかった本。
新潮文庫版が発売されたのをきっかけに手にとってみて、学生時代に読まなかったことを後悔しました。


とにかく面白い。冒頭から物語の世界に引き込まれてしまい、寝る間も惜しんで一気読みしてしまいたくなるほど。
強くて芯のある主人公、情景が思い浮かぶほど繊細な描写と骨太な世界観、臨場感溢れる戦闘シーン。
物語を読んで、こんなに面白いって思えたのは久しぶりでした。




学生時代には、他にも、ル・グウィンゲド戦記」、荻原 規子「空色勾玉」などを勧められたのですが、同様の理由で読んでない・・・。
これもまた後で後悔しそうですね。読まなきゃなのですかね・・・・。