藤森展はしご 銀座〜初台

藤森照信展に出かけていきました。



まずは銀座。


http://www.j-wave.co.jp/blog/hermes/


HERMESに入って、まっすぐ8階のギャラリーに向かう。
床一面にゴザ(?)が敷かれていて、靴を脱いで見るスタイルの展示で、リラックスして見ることができました。


展示された四畳半の「家」は3件。
漆喰の白い壁と丸い窓が印象的な「漆喰の家」
表面を触ると手が真っ黒になるので注意!な「焼き杉の家」
屋根の上に植物の茂る「杉の無垢材の家」


どれもタイプの違う四畳半の家で面白かった。
子供の頃、学校近くの山に秘密基地を作ったことを思い出したりして、懐かしい気持ちになりながら楽しいひとときを過ごしました。


秘密基地とか隠れ家とかって言葉、いくつになっても心惹かれます。

 

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藤森建築と路上観察 ─ 第10回ヴェネチア・ビアンナーレ建築展帰国展


私にとって藤森照信といえば、「建築探偵」であったり、「路上観察学会」だったりするので、建築家としてこんなに作品を発表していると知りませんでした。
タンポポハウス、ニラハウスは知っていたけど・・・)


自然素材や素材を活かした仕上がりにする為の工夫や道具選び。(縄文建築団のこだわりを感じた)
実際に施工した作品の写真。(ツバキ城、不東庵工房、ねむの木こども美術館が印象的だった)
靴を脱いで、狭い入口をくぐって入る展示場。(人の家にお邪魔した気分になった)
2107年の東京都市計画模型(不思議な形の集合住宅よりも、ぽっきり折れた東京タワーがかわいかった)
オマケ?の路上観察研究発表。(展示写真はトマソン有名物件ばかりだった)


不思議な展示ばかりで面白かった。


参考に、Wikipediaの「藤森照信」の項目をリンクしておきます。


藤森照信 - Wikipedia