2005-10-24 今更だけど メモ 改めてショートショートでよいものを書き続けるすごさというものを実感しました。 冒頭の一文でそのお話の世界観が簡潔に表現されていると、読み始めてからすぐに物語に入っていけるのです。 たとえば、「天国からの道」の冒頭 天国は長いあいだ独占企業だったので、天使たちはしだいに役人臭を帯びてきた。 とか、秀逸だと思います。 荒唐無稽なショートショートの鬼才(?)バリー・ユアグローも、冒頭の一文でピタリとその話の世界観を設定しているような。